CS6beta、CS5とのブラシ描画速度を比較

確かに速く、なってるなってる。

ゆがみフィルタは目立つからかよく取り上げられますが、普段使いのボケブラシはどうでしょうか。

好い加減Photoshoperには欠かせないボケブラシマスク。使っていると確かに「おっ…」と思うほど速くなっています。そこで単純に速度を比較。

1000px、堅さ50%のブラシを作り、間隔を1%に。(CS6ではブラシの最大値も倍になってますね…)

ジグザグパスを引いて、パスにそって描画させます。

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(※乱れてますがそこは見えないことに…)

CS6、40秒。 CS5、51秒。128%高速。

(MacBookPro Mid2010モデル。8GB/512GBSSDにて)

…あれぇ?(‘A`) もう少し速い印象だったんだけどなぁ。

ブラシ描画後の描き始めが速い印象です。描画以外にもいろいろと最適化されているのかもしれませんね。


Youtubeで見る説明付きバーチャル工場見学・活版印刷機編

忙しくて見学会に参加できないあなたに。

むしろきちんと編集された動画の方が、工場ではよく見られない細部まで見られてお得かもしれません。

活版(凸版)印刷機

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Heidelberg KS Cylinder 1950年代の円圧式凸版印刷機です。紙を円筒に巻き付け、平たい版に押しつけて印刷します。これにより平圧式よりも大きなサイズに対応でき、また機械も小型化しました。

この動画は手ぶれもなく構造の細部をじっくり見られる良い作品です。説明は下のタブから

0:25〜

給紙部を拡大。用紙を一枚一枚送り出す「ユニバーサルフィーダ」という機構です。左側の板の溝から黒い爪が出て紙を引っ張っていっているのが分かります(0:25左側)

1:10〜

用紙の位置合わせの機構です。これも古い機構で、用紙を押して左右位置を合わせています。 機械の中での搬送速度と給紙機構上での速度が同じです。

オマケ

押す方法では印刷機の高速化に対応できないため、下図のようなストリームフィーダができました。位置合わせのできた用紙を掴んで、高速回転する機械のスピードまで増速します。

1:22〜

黄色いシリンダーが紙を巻く圧胴です。圧胴へスイング機構により、給紙部から紙を受け渡しています。

1:55〜

インキローラー群です。ローラーの上の蓋をしてあるところにインキを入れます。ローラーが一本間欠的に付いたり離れたりすることで、インキの供給量を調整しています。

左側のインキ元ローラーの回転数を調整し、真ん中の呼び出しローラーへインキを受け渡す面積を変え、より高速回転しているインキ練り・付けローラーへ等速度で転写します。

2:20〜

往復しているのが版を乗せる台です。

2:54〜

この機械は給紙と排紙が同じ側にあります。この形式はHeidelbergのオフセット機にも受け継がれました。ちなみに3:00で回っているのは機械の速度を安定させるための弾み車。


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Heidelberg Platen これも1950年代、平圧式凸版印刷機です。用紙搬送の腕の動きが特徴的ですね。この機械は割とよく見かけます。なんとメーカーさんはまだ保守してくれます。

全体像はこちらで。

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(※1:57で、先に説明したインキ呼び出しと元ローラーがよく見えます。このインキを入れているところを「壺」と言います)

用紙を手で入れる半自動機だと

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こんな感じ(0:37〜)。オフセット機でも、用紙を一枚一枚入れる「手差し」の機械はありました。

Platenはよく改造されます。型抜きにも使われます。そして電熱を仕込んで…

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ホットホイルスタンプ。

改造から見られるのはこちら

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完全に手動機になると、手フート(foot?)、テキンという機械。

こんなこともできます。

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新品で入手するならこちら。

朗文堂 アダナ・プレス倶楽部 / 蝶番式プラテン小型活字版印刷機 Adana-21J

※テキンは中古価格でもアダナと同じぐらいします。

まとめ

だいぶ偏った紹介になってしまいましたが、どうでしたでしょうか。暇な夜長に見てみるのも面白いかと思います。

他にもたくさんありますから、関連動画をたどってみてください。

では次はオフセット印刷編で。活字周りはまた後ほどまとめようと思います。


PhotoshopCS6 beta、使い勝手の雑感miniその2

小刻みに見ていこうかと。

マウスでスライダーを操作できる範囲が大幅に変わってます。CS5ではスライダの上すべてを使えたのに、CS6では文字の上でしか反応しません。

狭すぎね?(‘A`)

文字上をダブクリで数値がリセットされるのはそのまま。


PhotoshopCS6 beta、使い勝手の雑感mini

↑CS6とCS5のスプラッシュ

先日公開されてみんな入れてる Adobe Photoshop CS6 パブリックベータ 、CS5とどう変わったのか!新機能は!…というのはもっと詳しい人がやってますからおいといて。実際これで仕事してみて、あうあうあーと思ったことを少し。

そして置いておくリンク。

Adobe Forums: Forum: Photoshop CS6(えーいーごー)

またショートカット変わってるぅ!

またやりやがったなぁ!…ではなく、これは改良でした。というか今までが、まぁいいや…フウ

まずいつものトーンカーブ。Option+1が効かない…と思ったら、

ああ…なるほど、いいんじゃない?「^」遠いし…でもOption+1はどうしたのさ…と思ったら、

チャンネルも変わってました。

メニューのショートカットの方はCS5と同じですが、効きませんでした今までは。チャンネルパレットに取られちゃって、レッドチャンネル(シアンチャンネル)単体表示になっていました。Command+Option+0とか、手癖でやってましたよね?

CS6ではコマンド+2から振られるようになり、「^」さんは消えました。いいことです。たぶん、これに合わせるためにトーンカーブ等のチャンネル選択ショートカットも変えたんでしょう…だから2からはじまる…

…(‘A`)

違うでしょ!メニューの方を変えなさいよ一貫性が無いじゃん! Command+1から始めろよ!ムキー

(どうせ古いユーザーはピクセル等倍=Cmd+Opt+0で染みついちゃってるんだから…Option+6とか微妙に遠いんだよー…)

便利なボタンが…消えた…

CS5にはアプリケーションバーってありましたね。

これ。メニューから呼び出さない、ってだけで、ウインドウの再配列が結構使える機能になっていたのでした。よ。うん。

ところがアプリケーションバー自体が無い。どこいった。いちいち第2階層までメニューたぐらないといけないのか…

消すこともできるんだから、置いといてくれたっていいじゃないですかAdobeさん…

あと、

ぼく、要らない子…?

シクシク

というのは、色調補正パレットが色調補正かんたん呼び出しボタンパレットになっちまったんですね。CS5では色調補正パレットはボタンから呼び出せば、そのパレット内で完結したじゃないですか。なんっつーか、表示面積取るだけでほんと要らない子です。しかもこの3段並び、なんの思想もデザイン性もありません。使い勝手での配置ですらありません。見た目だけ。「色調補正を追加」テキスト要らね。2列で詰めてくれたらいいのに…

高さ半分になれば便利ボタンパレットなのに…

本体はどうなったかというと、

別パレット。属性パレットに行きました。このSS見てどうですか。気持ち悪いでしょスクロールバーが…

しかもこのスクロールバー、上下に伸ばしてコンテンツ全部表示させても、消えないんだぜ…モダンUIなのに…

属性パレットなので、3Dレイヤーの編集時はその「属性」が、と一枚で大変便利なパレットになっておりますよ(´・ω・`)

しかも

マスクパレット、単体で無くなっちゃった…これ、属性パレット内でタブ(?)切り替えるショートカット無いんですか…マウスでぽち、としないといけないんですか…

まさか正式版ではそんなことないですよね?(・∀・)ノシ

信じてますよAdobeさん(・∀・)ノシ (く、苦しい胸が苦しい…)

でだ、UIは

渋くキメたパレットにいきなり通常パレットが現れる…

Bryceみたいに全部乗っ取れとは言わないけど、ね。Qtてなんかね、パレット内の描画が遅いんです。なんかのタイミングで乱れることもあるし。

Bridgeは速くなっててよかったなぁ…うん…

また、慣れろと…

いいよー。ドMだしユーザはねー

言ってください、って広報してたから

置いておくよリンク。

Adobe – 製品への要望 / 不具合報告 フォーム←ここからだとPhotoshopに限り送ることができないので。

Adobe Forums: Forum: Photoshop CS6←ちゃんとこっちから(英語だけど)


Photoshop本お勧め6冊

Phtoshop本というと合成、異世界チックな色にする、等の「作品」作り指南本が多い印象ですが、オペレータ向けの「普通の」作業をじっくり解説した本というとなかなか見つからない…ここではPhotoshopやカラマネの地力をつけるための書籍を紹介してみます。書評というより紹介。合うか合わないかはめくってみないと分かりません…

Photoshopユーザにお勧め6冊

2011年と割と最近出た、TL界隈で「キター(・∀・)」とポチられた待望の一冊。

全ての項目が1ページから見開きに収められ、内容も本当に日常使えることを丁寧に解説している。ワークフロー構築の助けにもなる。

とりあえずPhotoshop仕事で使ってるなら買っとけ!な本。


Amazonで買うか、ブックオフで買うか。正誤表が挟まってるのを見て、ああ、MD研究会だなぁ、と思ってしまったDTPエキスパートですが何か。

この本は、数値はさらっと流して文章をとりあえず全部読むのをお勧め。印刷のドットゲインまで踏み込んで書いている本はコレしか無い。製版オペ寄りだけどスキルアップには必須。見つけたら買うべし。


できること、を詰め込んだボリュームのある一冊。パラパラめくれば、あ、こんなこともできたんだ、という発見が必ずあるはず。初めての人にはあまりお勧めしないけれど、ある程度使えるようになってきたらサブ本として手の届くところに置いておくといい。


作例が実用的。フィルタの使い方を丁寧に解説して、特に人物の補正・修正には役立つはず。


これ「仕事で役立つ」をサブタイトルにしているだけあって非常に濃い一冊。Photoshopのフィルタの話等は一切、いっさい出てこない。プロファイルをどう使うか、レンダリングインテントはどれを選べばいいのか、ワークフローをどう構築していけばいいのか、今の自分のやり方は間違ってないか、ちょっとでも悩んだら、その時に必ず助けてくれる本。これだけまとまっているものはそう無い。


CameraRawをJPEG編集に使っている人もいるかと思うけど、レタッチ「ワークフロー」指南としては前出の本たちよりは正直弱い。けれど後半、空間周波数とシャープフィルタ、ぼかしフィルタの関係を図示し、それを元にしたシャープネス解説をしているところはかなり読み応えあり。


以上6冊、手持ちの中から選んでみました。またお勧め本を見つけたら紹介していきます。

(最近気になってるのが同人向けのPhotoshopレイヤー解説本…あれ濃かったなぁ)