『電卓のデザイン』

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『電卓のデザイン』

技術屋とデザイン屋のやり取りを想像して楽しむ。

電卓のデザイン DESIGN OF ELECTRONIC CALCULATORS

一気に、またじっくりと読み返す一冊。レトロデザインとは当時の技術的限界とそれを包むデザインが渾然一体と、競い合うように伸びていった結果なんだとふと思ってみたり。

本書22pのPANAC1000(松下電器/1971 本家リンク:Matsusita desktop calculator)などは手の入る操作盤上の空間が滑らかに作られて、こちらから手を伸ばしたくなる。手と繋がるガジェットのデザインは、いつ見てもいろいろな思惑がこもっているようで楽しい。

古い、分解するとゴツゴツと部品の山がある「痛そうな」中身のものほどそれを包むデザインが優しく感じられる。しっかりと包み込んでUI部、一番複雑に見える部分に手を乗せても大丈夫なように。

たぶん中身をイメージしてしまうのは、やたらめったらに家中の製品を分解していた普通の子供だったからだろうと思う…(普通wいやいや…)

 

本書は電卓博物館のコンテンツが元になってはいるけれど、全ての写真が撮り下ろしのようで美しい。おしゃれで触感や重さを感じさせる生活空間でのイメージカットも多数。

(立ち読み→電卓のデザイン :: ActiBook

久々にヒットです。なにかにつけて手に取りたい一冊。


読んでいて、似た印象の本があったな、と思って紹介。

VIVA!!カッパン

工具や活字が本当にきれいに撮られています。


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