歯の機構・写植の時代展

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歯の機構・写植の時代展

 

行ってきました大阪DTPの勉強部屋 » 「写植の時代」展

中央に鎮座するのが

手動写植機!

目立つ二つの円盤が、例の「歯」を持つ送り機構です。

左が文字送り用、右のが行送り用。

写真植字機 – Wikipedia

武蔵野美術大学 造形ファイル 級・歯・ポイント

1歯は0.25mmで、文字サイズと同じシステムで働きます。初期の写植機は、印画紙を巻いたドラムを歯車によって回転させることで文字を焼き付けていました。「歯」は歯車の一つ分が1級分(0.25mm)だったことに由来します。

歯車の歯、ということはみんな知ってるんですよね。イメージとして。

その「歯」、じっくり見ていきましょうか…

上の写真には中央部分に扇形の送り指示器、右肩の円盤の上にもう一つそれがあります。中央のものはリンク機構により、下図のように円盤に巻いてある部品を動かします。

円盤部分のアップ。是非クリックして拡大してください。

円盤の左にツメがあって、ぎざぎざにかみ合ってます。上のツメは固定用、下のツメは送り用。

後でお見せしますが、シャッターに連動した送り機構を押し込むと、下の送り用のツメが円に沿って下がります。

先の送り指示からリンクされていた部品、これがツメを円盤のぎざぎざに「かみ合わせない」ように乗っています。

写真では、円盤に被さった部品の上をツメが滑り、カバーされていない所からかみ合って円盤を緑色の矢印分だけ反時計回りに回します。

………うまいこと考えたなぁ…(;´Д`)

実際には1歯送りの機構もあって複雑なんですが、基本的な動作は以上。

行送り方向も同じです。

そしてレバー

あれ、どっちがどっちだっけ…

っっというときは、写植の時代展パンフレットをお買い求めくださいwマニュアルが載ってます!

ハンドルを押し下げると、下の金属バーも一緒に押し下げます。金属バーが送り機構を動かします。上の腕みたいに突き出たのが1歯送りレバー。

もっと触りたかった…(;´Д`) あわよくば分解などしてみたかったw

あんまりガチャガチャやってたんでヒヤヒヤされたはずです(笑)

やっぱり、機械は美しい!全て見えている所がポイント高し。


20120409

『写植の時代』展パンフレットは上の画像をクリック!


 

20120222

打ち方をレクチャーしてくれていた大石さん(なんでやねんDTP)からツッコミ来ましたー(^^)

[写植]…文字送りは「横送り」、行送りは「縦送り」、固定/印字レバーの左が「横用」で右が「縦用」 / “歯の機構・写植の時代展 | やもめも” http://t.co/Dr0fyvX2
@works014
大石十三夫

もいっちょ

【memo】諸先輩の話から…MC-6型の前、MC-5型は1歯戻しの機構は未装備だった//モリサワの営業の方の話から…モリサワ機で写研書体を印字可能にする場合に16Q/17Qという文字盤のサイズの異なりは補助レンズで補正(但し機種による…MC-6は無理)…
@works014
大石十三夫

というわけで文字送り→横送り、行送り→縦送り、と読み替えてくださいw


真面目なレポはこちらw

忘れてしまうにはちょっともったいない話 写植の時代から伝えたいもの(前編)

忘れてしまうにはちょっともったいない話 写植の時代から伝えたいもの(中編)


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2件のフィードバック

  1. 2012/02/28

    写植のセンター・センター方式

    「写植の時代」展が無事終了した。 ご参加いただいた方々、ありがとうございました。 会場では、今でも動くモリサワの手動写植機MC-6型を展示し、適時、構造などを解説したりもさせ…

  2. 2012/06/07

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コメント