印刷工場見学のドレスコード


印刷工場見学のドレスコード – やもめも

って程でもないのだけど。以前から気になっていたことを呟いてみたら割と反応があったので、blogネタにする。

工場見学の時にもドレスコードはあると思うのね…(続
@yamo74
やも

ついったまとめ

その前に

このエントリは怖がらせるためのものではありません。

工場見学会の機会が増えていろんな人が参加することは望ましいことです。機械をお持ちの企業様にはもっともっとやっていただきたい…のですが、ほんのちょっとの気の緩みが、この流れにブレーキをかけることにもなりかねない、そう思っての投稿です。

なぜ、こんなことをつぶやいてみたのか

見学中の方が、マフラー+もこもこの帽子、と普段着で、ガコンガコン唸っている印刷機の側に立っている写真を紙面で見て、かつて印刷機長だった時や自分も参加した見学会でのヒヤヒヤした思い出が甦ってきたのですね。

機長当時は、大玉のネックレスをつけたおばさまに「それ以上近寄るんじゃねぇ!」オーラで威嚇してました。はい。

工場見学会にふさわしくない服装だと、どうなるのか

大けがします。

ケガしなくても、賠償請求されるかもしれません。実際にあった事故(見学会ではなく)では、一つの部品交換で30万円〜でした。普通は、数百万〜上限ほぼ無しのオーダーで修理費がかかります。それに加えて、機械停止時間、納期遅れ等の賠償も入れば、一人の人間が一生かかっても支払えない額になるでしょう。

印刷機って、あんなに大きいのに、精密機械扱いなんですよ。少しギアが狂うだけで、まともに刷ることができなくなります。

精密機械ではありますが、両手でかかえるほど太いモーターで強い力で駆動しています。ですから、巻き込まれれば良くて骨折、大けが、最悪死ぬこともあります。

ここには掲載しませんが、Youtubeや画像検索で印刷機事故の映像が見られます。お勧めしません。

軟らかい布でも、ローラーに巻き込まれると細かく砕かれた繊維になり、普通の洗浄では取り除けなくなります。たくさんのゴムローラーを機械から取り外して洗うか、ゴムにキズが入っていれば交換になります。部品代だけで一セット3、40万〜

はい!怖い話はここまで!(^^;

気をつけていればこんなことは起こりません。大丈夫。

印刷工場見学にふさわしい服装とは

工場で働いている人の服装が参考になります。

  • 体にフィットした作業着を着ています。

要は巻き込まれなきゃいいんです。

マフラー、ネックレス、カメラの紐、見学者証、ネクタイ、などの「垂れる」ものは全部服の中にしまいましょう。外せるものは外しましょう。どうせ工場内は暖かいので、マフラーは特に工場に入る前にどこかにしまってください。

髪の毛も長い人は、しっかりまとめるか服の中へ入れましょう。帽子も、緩いものや紐が出ているものは持って入らない方がいいです。

極力ふわふわの服装は止めた方がいいですね。コートなら前は閉じて、袖が余るなら折り返しておきましょう。

あ、それと、ポケットにはあまり物を入れない方がいいですね。屈んでも落ちてこないようにしてください。

  • 汚れても目立ちにくい色を着ています。

印刷工場や製本工場は機械が主役です。機械には油をやらなければ。

と言うわけで、黒いオイルやインキで白い服は汚れるかもしれません。

印刷物には白いスプレーパウダーを撒きます。なので、掃除はしていてもスプレーパウダーはそこら中にあります。

黒い服には白い粉が付いちゃうかもしれません。

  • お勧めは

この寒い時期だと、前で閉じられるジャンパーと裾がひらひらしてないパンツが一番です。

用意できなければ、上の注意点に沿って準備してください。

本来一番気をつけるべきなのは…

主催や受け入れ側のはずです。

ちょっと辛口になりますが、機械が止まったり人身事故が起きたとき、一番困るのは受け入れ側のはずですね。下手すれば操業停止にもなりかねないんだから。

自社を知って欲しい、工程を知って欲しい、これはよく分かりますが、注意を怠ると自分の所だけでなく各所で行なわれている見学会そのものが自粛ムードで無くなってしまうかもしれませんよ。

工場に入る前に、見学者の服装点検と諸注意、また工場内での監視、これにもっと気をつけて取り組むべきだと思います。

ちゃんとした会社の営業さんは、工場に入る前にネクタイをシャツに突っ込んで垂れないようにしています。前のエントリの精興社さんもそうでした。

準備ができたら、いい見学会を!

ひょっとして怖くなっちゃいました?(^^;

大丈夫、普通は工場の人がちゃんと見てくれてます。

生産工場におじゃまする訳ですから、それなりの気構えを持っていれば何も起きません。

たくさんの見学会で、たくさんの出会いを作ってくださいね。


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2 Responses

  1. sd より:

    それは工場見学の案内にきちんと記載していないなら工場側の責任ですし、
    機械が止まったとしても、お客がケガをされたり、後遺症が残れば
    賠償責任は工場側に請求されますよ。

    現場の社員がそのように危険を認識しているなら、見学を主催している
    広報部などにかけあってきちんと注意書き等を整備するのが当たり前です。

    やることやってたらこんなエントリを個人的に書く必要はないはずです。

    • yamo より:

      私は現在参加者側の立場ですので、やること、とは個人的にこういう記事を書くことしかできないんですよ。
      参加して、また参加記事を見て思ったことですのであしからず。